<南冥學古文獻システム>は、慶尙大學校図書館文泉閣に所藏されている古書2万余卷と南冥學硏究所に蒐集されている資料の中で南冥曺植( 1501-1572)の學派および慶尙右道(慶尙道西部)地域の儒學者に關連した文集と記錄類などを嚴選して、35万ページの分量の古書原文イメージDBを作り上げた。そして關連文獻の中で、ほかの關連機關で旣に作られた古文獻は新しく作らず、その機關を案內する機能を追加して、相互連携して閱覽できるようにした。これによって結果的に南冥學および慶尙右道(慶尙道西部)地域の儒學者の文集類と記錄類約80万ページを<南冥學古文獻システム>から閱覽できるようにした。
   

それだけではなく、慶尙右道(慶尙道西部)地域の儒學者3,000余名に達する人物の姓名, 字号, 生沒年, 本貫, 居住地, 學派との關係などを綿密に調査し、總合情報を提供し、詳細な檢索機能を追加して利用の便宜を図るようにした。そして古書の保存狀態と質感をよく活かすために、國內で最初に古書の本文全體を高解像度カラーにした。また、資料閱覽の活用度と效率性を高くするために、慶尙右道地域出身の主要な儒學者の文集を嚴選し、10,125,000字の原文 DBを作り上げた。
   

今後、慶尙南道地域の個人および家門(旧家)所藏の古文獻も持續的に發掘し、藏書量を擴充し、活用度の高い古文獻は原文DBにして硏究の便宜を提供する計畵である。